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画像-6

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写真-2

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by nichi_getu | 2005-08-26 05:57 | 採取した草花

画像-6、写真-2

 つれづれなるままに、電脳の力を借りて、きれいな花が生み出される数学的なカオスの領域を探査してますが、少しずつその要領がわかってきました。花の存在する場所は、多くの渦すなわち螺旋(らせん)が生成されるところなのです。螺旋は花びらを造形する基本要素で、二つの螺旋で囲まれた部分が一片の花びらになるのです。
 ただしカオスの領域なので、それぞれの螺旋はかなり歪んだ形となり、一様ではありません。それ故いろいろな花びらが形成されるのです。
 画像-6は、螺旋の数が比較的少なく、かつその歪み具合も少ない場合、すなわち最も単純な花びらの一例です。この画像をもう少しわかりやすく説明するための、格好の見本が現実の世界にありました。
 前回でも取り上げましたトルコ旅行での収穫です。場所はエフェソスとパムッカレの中間に位置するアフロディスィアスのアフロディーテ神殿の遺跡です。これはローマ帝国全盛時代(1~2世紀)に造られたもので、螺旋状の溝がつけられた大理石の円柱が並んだ門が、広々とした草原にぽつんとありました。この草原の歩道の片隅に無造作に放置された大理石の一片が写真-2です。
 花をデザインした花紋としては、かなり古いものに属すると思われますが、ここでの注目は、彫られている花の模様が、全て円で構成された幾何学模様であることです。すなわち写真-2と画像-6とは、円と歪んだ螺旋との違いはあるものの、ほとんど同じ構造なのです。人間の頭脳は電脳よりはるかにすごかったのです!
 これが電脳で花を生み出す基本原理です。私の作業は人間の頭脳では簡単には想像できそうにない、いろいろなパターンの渦が発生する場所を、数学的なカオスの領域で探査をしているのです。
現在東京上空を台風11号の眼が通過しようとしています。
by nichi_getu | 2005-08-26 05:48 | 採取した草花